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CORSAIRのクーリングファン、それは「Air Series」

 

私 がCORSAIRで働き始めた2007年当時、電源ユニットのビジネスを始めたばかりで、当時はまだオーバークロッカーに特化したハイエンドメモリーメー カとしてしか認知されておりませんでしたが、CORSAIRはそれ以外のハイエンド製品ラインナップで成功を収めてきました。Air Series fansは、CORSAIR製品に加わる新たな製品です。これまでファンが付属する製品を数多く販売してきたので、CORSAIRが求めるスペックやユーザニーズにマッチしたファンを独自で製造するのはごく自然の流れでした。

ファンを製造すると決めた時、他のデザインは流用するのではなく、一から設計したいと考えました。その上でファンの回転数に対して正確な静圧やCFMを図る機械が必要でした。テストで使用した機械はLongWin社製のLW-9266 Fan PQ Performance Measurement Apparatusでした。様々なファンブレードや他社のファンを検証し、何がファンを良くするのかを探し出しました。他社のファンが公開しているスペックに届いていないことに気付くまで時間は要しませんでした。

ご存じの通り、ファンはケース内の空気を動かす役割を果たしています。しかし状況が異なる場合もあります。なので、1つの設計で全ての状況に対応できるファンはないといえます。例えば、物体を通してファンからの空気を送風するケースがあります。わかりやすくは水冷一体型ユニットのHydroシリーズで、 ラジエーターを介して空気を送り込みます。もしくはCPUクーラーのヒートシンクに空気を当てる場合があります。この場合、CFMより静圧の方が重要に なってきます。障害がなく、高いCFMでケース内の空気を動かすケースファンであれば、理想的です。もう1つ重要視した点として、ファンのノイズレベルで す。そこであらゆるシステムのニーズに対応できる沢山のファンを製作しました。そのニーズに応えられるのが、静音改良され今回新たに発表した AF(Airflow)とSP(Static Pressure)のケースファンです。

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