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Archive for May, 2012

IBM ThinkPad R40 CPU ファン補修

Saturday, May 5th, 2012

中古で購入し大変気に入っていた IBM ThinkPad R40 ですが、暖かくなり始めたところで CPU ファンから異音がするように。軸ブレのような音で回転中の音も徐々に大きくなり、とくに停止寸前の「ガラガラ・ガラッ…ガラッ…」といった感じの異音が不快。

せっかく ATV3 があがったりして、NASA-TV を視聴する頻度が上がったりしていたので、気温の上昇と共にファンの稼働頻度も上昇中だったのです。

ちょっと調べてみると CPU ファン・ユニットは、ダイキャストフレームにヒートパイプと、ヒートシンク、ファンが固定された専用設計品。運良く部品単体を注文できてもまたまた、中古で当分使えるコンピュータが1台買えそうなお値段!!┐(´ー`)┌。

これではあまりにもアホらしいのでどうやら、無理矢理分解できるらしいとの情報を得て、保守マニュアル通りにファン・ユニットを取り外します。更にカシメてあるアルミ版カバーをコジって、変形させぬよう細心の注意を払いながらファン本体を分解。

ついでなのでヒートシンク部にこびりついた、細かい綿ホコリなども奇麗に清掃。

ようやくファン・ブレードをモーターの軸受けから取り外せ、エタノールで徹底的に洗浄したのち愛用のグリスを少量だけ注入。何度かファン・ブレードを取り付けてみてグリスが、プラスチック部にはみ出さないかチェックして、再度全体を組み立て。

CPU チップとヒートシンクの接触部には、熱伝導シートが貼ってありましたが分解時、見事バラバラに散ってしまったのでこれも奇麗に除去してから、シリコングリス(信越シリコン製)を塗り塗りしたことは言うまでもありません。

組立が完了し再び ThinkPad を稼働させると、一瞬ファンが回転しているのか否か解らないほど静かに^ ^;。しかも、気のせいか回転持続時間も短くなったような。

いずれにしてもこれでまた、当分は使えそうです。いくら中古でも 3 年くらいは使わないと、バチがあたって「もったいないオバケ」(昔、独立 UHF でよく流れていた AC の CM?)がでてしまうので、末永く愛用したいと思います。

やはりワイド画面など Web/MAIL&物書き端末としては、左右のスペースがあまるだけだし、とくにキーボードがプアなものが多く近年のノート PC は買う気が起きません(ボカスカ)。

以上、PC には \ 数 M は投資してきた昔は東通工でした。

cpuファン

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